2013年08月05日

9 アル中の天使 〜愛してなんかいないくせに(2)








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やすだおんぶ.png




保田
「人なんてさ、変わっていくもんよね!
私も今じゃ、すっかりワイン漬けのアル中オバちゃんだもン〜♪」





「前にメールくれた時、毎晩ひとりで寂しくワイン飲んでますって、ありゃホントか?」



保田
「え…、うんうんー!ホントホント!おかげでチーズとワインには詳しくなりました(笑)」




アル中はあかんやろ。飲み過ぎないでな、体、壊しちゃうし。」



保田
「えっ!? なになに? 心配してくれんの!? 
…うっわ〜、優しい、やっぱり。
あーあ! アタシ、テツヤと結婚すれば良かったァ〜ン(笑)




「……。」



保田
「でも、テツヤ、昔っから優しかったし!
うん、保田ちゃんが保障するわ!
ねえ、テツヤ、今、彼女いんの?
いないんだったらさ、うちのお店の子、紹介するよ!?

いい子、いっぱいいるんだから。
テツヤだったら、胸張っておススメしちゃうー!」




(もう、どっちなんだよ…)え、うちのお店の子?」



保田
「あ、あ〜。今、働いてるとこ。バーみたいなもんよ。
お水だけどね、いい子、本当にいるんだから!」




「バー…。」






あの、硬派だった保田が。

…やっぱり正直、驚いた。

いや、俺もいい大人だから、事情はわかるんだけれども。




確かに保田は昔から、

話のうまいスナックのママさんタイプだったし





ご覧のとおり、保田は、乗せ上手なんだよな。

いや、本人は全く無意識なんだけれど、

性格に似合わず、舌っ足らずで、甘えた声で、語尾に「〜ン」をつけて話すし。

だから、中学でも、彼女の隠れファンは多かった。

…免疫のない中年のオッサンとかだったら、イチコロかもなあ…。






「じゃあ、今日、会った時は、あれ、仕事帰りだったんだ」




保田
「そそ! だから、盛岡駅にいたのよン。
運命よね〜?
アタシ、運命、感じたよ(笑) テツヤとアタシは腐れ縁だよね〜(笑)




(またそんなこと言って…確かに口がうまくなったよなあ…)
そっか…。
でもなあ、お前が、男性相手にお酌ってか。客とケンカになったりしない?(笑)



保田
ちょっとォン!? 保田を馬鹿にしないでよっ! 
結構ね、アタシ、人気あんだからねっ。指名も多いんだからあ。
こう見えても、この道、長いんだから!





(え?…この道?…長い?) お前、えーっと。秋田だっけ新潟だっけ。
そこに行ってからも、働いてたのか?」



保田
「え…? あ〜…。ウン、新潟も秋田もいたけど。まあ、子供もいなかったし…」




「そっか…。それは…大変…。そこでもスナックとかで?」



保田
「えっ? ン…。まあ〜。」





(ん…)











 







なんで…? 言い方、悪いけど…生活、苦しかったのか?」



保田
「え〜…? いやいや、キツイっていうほどでも…。
まあ…職場はね……旦那の関係っていうかね…




(旦那…)











保田
「まあ! そんなわけで! 保田も結構、世間に揉まれたってわけ!
男だって、いろいろ見てきたんだからァ!(笑)

人生いろいろ!男もいろいろ!
って、ソレ、チヨコじゃーんwwww

テツヤはねー、やさしーけど、大人なんだからーw
もうちょっとお酒飲めるよーになりなさいよ!? あははははw…」







(あれ…? そのセリフ、最近、どっかで聞いたような…)








ゲホゲホゲホゲホッ!





「お、おいっ…大丈夫か!」



保田
「う〜、イッタぁ…。食道にキッタぁ〜…」




「もう…!ホント、無理矢理とか無茶苦茶はアカンて。
いくら、仕事とはいえさ、飲み過ぎて、体壊したら意味ないじゃん。



保田
「え〜…。ウン、ありがと、でも、保田は大丈夫! あははははw」




「いや、マジメにさあ…あのなあ、」



保田
「…なあに? なんで怒ってんの…?…ウッ、ウエッ、ちょ、ごめ…」




「あっ…、大丈夫か、ちょ、そこに物陰があっから、少し走るぞ?」



保田
「ウィ…ごめんぐえぇ…




保田をおぶさったまま、

公園の木のところまで、10歩ほど走った。

正直、体の全体重をかけてきている保田を背負って走るのはかなりキツイ。





「あっ、そっ、こっ…はあ、はあ、つ、着いた。降ろす…よ?」



保田
「アウ…。ごめ…」






ゲホゲホ言いながら小刻みに咳をする保田。

ほとんど食べてないから、吐くものもあまりないようだった。

俺は、何の役にも立たないけど、彼女の背中をさすった。

会社のスタッフも、よくこういう状況になるので(苦笑)、

シラフの俺がよく介抱していたから、

自然と手が出てしまった。







こんなに、保田の体を、直に触ったのは初めてだった。







小っちゃい…。小っちゃいなー…(自分から見れば)

160pだっけ? やけに細いし…。骨が出てるもんなあ。

小さいのに、いつもあんなに元気で強気でさあ…。



こんな小さい体で…けっこう苦労したんだな、保田…。

変に想像してしまう俺も俺だが、

この時は、ものすごく彼女がかわいそうに思えてしまった。







オイ!! もう…

なんなんだー?

結婚って、なんなんだよ。

保田は…。クサイ言い方だけど、俺の『天使』だった子だぞ。

保田の(元)旦那…、5歳くらい上のオッサンだったんだよな、

よく知らないけど(知りたくもない)。

こんな、いい子を嫁にもらって、寂しがらせて…、何やってんだ、ふざけんな。

独身の戯言だろうと、なんだろうと、俺の意見は間違ってないぞ、絶対に。







やすと公園.png

保田を再び”おんぶ”して、歩き出す。

俺ん家まで、あと、もう少し。



a-ha "and you tell me"

君を嫉妬させようと変な小細工をしたり、
君が離れないようにするために僕は一生懸命努力したんだ
一日は長くて、夜は狂いそうになる
自分がおかしくなるんだ 君がいなくなってから
だけど、君はこう言う
”愛してなんかいないくせに”

タイトルは、この曲から引用しました。
俺が保田に会いに行く途中、ウォークマンでよく聴いていた思い出の曲です。


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posted by みるしょう at 20:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 愛してなんかいないくせに | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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